窓際のサボテン

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【映画】名探偵ピカチュウが面白かった

どーもサボテンです。

 

先日の金曜ロードショーで放映された「名探偵ピカチュウ」面白かったですね。

サボテンはゲームの方のポケモンは昔からファンなので、機会があったらぜひ実写化したポケモンたちを見たいと思っていたんですよね。ドット絵でもアニメでもない新しいポケモンたちの姿に期待と不安がたくさんでした。

 

実際にこの映画を見始めたときの第一印象は、ウォーグルとかピジョットとか、あのサイズの怪鳥が街中を飛び回っている様はもう事件なんですが…なんてツッコミも入れながら見てたんですけど、お話が進むにつれて物語にドンドン引き込まれていきました。初代赤・緑から当時の最新作のサン・ムーンまで、多くのシリーズからまんべんなく色んなポケモンを出演させてくれているのもポイント高し。特にキュワワーとか、あのビジュアルなのでゲーム画面だけだと少し生き物感が感じ辛いじゃないですか。私の場合はアニメ版も知らないので。なので映画で実際に浮遊しながら移動しているシーンをみてはじめて「命が吹き込まれている」みたいな感動があって。ポケモンが都会の生活の中に溶け込んでいることで実際に生きている生物としてスッと腑に落ちるっていうのかなんというのか…ちょっと表現が難しいけど現実味があるというか。

わりとリアルに寄せにきたポケモンたちのデザインも、実際に動いているものをみるとこれはこれで…良いな!と思える出来で、コイキングの魚っぽいウロコだったり、ピカチュウの毛並みなんかもずぶ濡れになったシーンをみたときに、濡れた毛が束になって「イヌにシャンプーするときってこうなるよな」って感じるくらい表現が現実的。

プリンとかバリヤードって、映画公開前の宣伝の段階で、だいぶネットで気味悪がられていたような記憶もありますが。確かに静止画だとキツイかもだけど、表情がコロコロ変わる様子を見ているうちに段々愛らしく感じられるようになっていく不思議。ハリウッドマジック。

 

肝心のお話はファミリーで見ても間違いない王道なものです。主人公の少年ティムと記憶喪失のピカチュウ(なぜかおっさん声でティムと意思疎通が可能)のコンビが行方不明のティムの父親捜しの最中、探偵である父が巻き込まれた事件の真相を知り、その原因の黒幕と対峙するというストーリー。特に重要な役を張るポケモンたちはピカチュウリザードンミュウツーなど初代からの選出が多く、サボテンのような30代の大人に刺さること間違いなし。お子さんと一緒にお父さんお母さんも楽しめる素晴らしいエンターテインメントだと思います。

 

私は今までポケモンは本編シリーズしか押さえてきませんでしたが、しゃべるピカチュウの可愛さにノックアウトされた後は、同じくポケモン同士が言葉を交わし冒険を繰り広げるWiiポケパークや、映画と同名タイトルの3DSの名探偵ピカチュウも遊んでみたくなりますね。ちなみに、ゲームの方がちゃんと探偵しているようですよ笑